会社沿革
![富田鉄工所 外観](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088579-1024x768.jpg)
![富田鉄工所看板](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088581-1024x768.jpg)
〇事業内容 自動車・家電・工業部品の金型設計 金型製作・メンテナンス・保全業務
〇設立 1979年(昭和54年)
〇創業は祖父。自動車部品加工
〇2代目の父の代からプラスチックの金型を手掛けるようになる。
〇3代目(現代表)富田 貴文さん身の回りの製品の金型を手掛けるようになる。
〇現在は、海外で製作された金型や、古くて図面のない金型の修理・メンテナンスを得意としています。
![金型](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088540-1024x768.jpg)
![金型](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088543-1024x768.jpg)
![金型](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088541-1024x768.jpg)
金型とは?
![](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/スクリーンショット-2023-04-14-195304.png)
製品を製造するために金属で作った器の総称です。
金型で成形をすることで、同品質のものを安定して得ることができます。ですので、金型の精度が品質に直結するので、
とても重要なお仕事です。
金型の製造工程
![CAD](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088530-1024x768.jpg)
![CAD設計](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088531-1024x768.jpg)
![製品と](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088532-1024x768.jpg)
設計 製品の形状・サイズのデータに基づき金型の設計をCADで設計します。※CADとはコンピュータの設計システム
切削加工 CAMで加工プログラムを作成して、CNCを使い金型の形状を切削加工します。
※CAMとは、工作機械を動かすシステムを作るシステム
※CNCとは、工作機械の動きを数値制御する機械
研磨 金型の表面に微妙な凹凸があるので、研磨をしキズを消します。
※主に手作業で行います。
組み立て 金型の各部品を組み立てます。組み立て時には、寸法を微調整しながら行います。
金型の使用方法
![](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/スクリーンショット-2023-04-14-202211.png)
準備 金型を射出成型機に取り付け、注入する前には流動性を向上するため予熱します。
射出 金型の中に溶融したプラスチックを注入します。
冷却 金型を冷却し、プラスチックを固めます。
取り出し 金型が冷却したら、成形された製品を取り出します。
このようにして、世の中の多くの製品が作られています。
設置機械
![工作機械](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088552-1024x768.jpg)
![工作機械](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088553-1024x768.jpg)
高い機械だと、約2000万円程するそうです。
オークマ・森精機・牧野精機など
![ホイストクレーン](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088551-1024x768.jpg)
天井付近には、ホイストクレーンもあります。
金型なども大型になると、数百キロや1t近くなるものもあるので、必要ですね。
![レーザー溶接機](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088565-1024x768.jpg)
写真はレーザー溶接機
修理する金型にキズが付いていて、組付けが悪くならない様にバリが出ている部分をレーザーを使って溶接
※レーザー溶接機 歪みが少なくスピーディーに作業できる機械
※バリとは出っ張りとか、ギザギザしている部分
会社として地域のために何かできないか
代表の富田さんは、長く自営業を営んでいた地域に、何かできることがないだろうかと
新しい試みを始めています。
- 3D技術を使い、会社・個人の思いを製品化
- 地域の会社の新製品や開発のお手伝い
- 何らかの形で地元の人の助けになれたらいい
富田鉄工所という屋号ですが、金属だけでなく樹脂製品や木を削ることもできる。
![焼き印](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088572-1024x768.jpg)
![焼き印](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088570-1-1024x768.jpg)
焼き印を製作したり
![3Dプリンター](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088576-1024x768.jpg)
![3Dプリンター](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088577-1024x768.jpg)
![フィギア](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088575-1024x768.jpg)
3Dプリンターを使って、こんなフィギアも作れちゃいます。
お店のサインポール修理してもらいました
![壊れたサインポール](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088621-768x1024.jpg)
![壊れたサインポール](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088623-768x1024.jpg)
お店のサインポールの首の辺りからぽっきりと折れてしまいました。
どうしたものかと思案していたのですが、富田さんが快く修理していただきました。
帰ってきたときには前より頑丈になって戻ってきました。
![](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17104899-1024x768.jpg)
土台部分が不安定だったんですが、土台に鉄板を溶接してもらって、もうこれで大丈夫です。
![土台](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088625-768x1024.jpg)
![溶接](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088627-768x1024.jpg)
マジで職人さんです!
![代表の富田](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/04/S__17088578-1024x768.jpg)
代表の富田さんです。
サインポール修理していただきありがとうございます。
洗えるストローやモノづくり相談室なんてのも
やっていらっしゃるようなので
そちらの模様も、書かせていただきます。
会社概要
名前 有限会社 富田鉄工所
住所 岐阜県安八郡安八町外善光3368
電話 0584-64-4488
FAX 0584-64-4273
営業時間 9:00~18:00 (平日)
取材人
生まれも育ちも輪之内町。
名古屋の大須で、理容師の修行を12年。
30歳になるタイミングで家業を継ぐためにUターン。
そして、地元に帰って6年経ち商売をやらせて
いただいている輪之内の地に恩返しをしたくて
「ワジュー」に「イジュー」の活動をしています。
ワジュー地域に移住してくる人も、もともと
住んでいる人にも、知らなかったお店や会社の
情報を、相棒のボルボで取材に行ってきます。
趣味 旧車・新車問わず車好き
神社仏閣巡り
喫茶店巡り
相棒でのドライブ
![淺野 アイコン](https://corona-gloves.net/wp-content/uploads/2023/02/淺野君ロゴ.jpg)