輪之内町加毛神社の左義長と粥のつけ

加毛神社

加毛神社は、式内社美濃国安八郡加毛神社であり、全国にある加茂神社(賀茂神社・鴨神社)の一つとされている。1300年ほど前に建立された由緒ある神社


左義長

令和5年は、1月8日に左義長を開催

地元の氏子が多数参加いたしました。

御幣 恵方を示す

御幣が倒れた方角で、今年の恵方を知り

芯竹を割く

御幣のついた、芯竹を適当な大きさに割き

芯竹を割いたものを、自宅の屋根に放り上げると、今年一年火災が起きないとお守り

左義長の残り火でそれぞれ、氏子が持ち寄ったお餅を焼きます。

これを食すと一年健康で過ごせます

氏子の皆さんに楽しんでもらおうと、ビンゴ大会も合わせて開催

沢山の景品が用意されていました。一番くじの渡邊さんも笑顔でピース


粥のつけ神事

翌日9日 朝4時神社の関係者が、集まってまいります。

焚火

厳かな雰囲気の中、神事が始まります。

粥のつけに使う竹にも決まりごとがあります。

 竹の太さは12mm~13mm

 竹の長さは11cm

 用意したものを21本紐で結わえ束ねます

お米の量は一升一合

火を入れ、一時間ほどで炊き上がります。

そうすると、氏子達が徐々にお粥をもらいに集まってきます。

占いの竹を神前にお供え

竹の束を引き上げ、神前に供えます。

この竹の中に入ったお米の量で、今年の作柄を占います。

管割

7時になると、管割

占い結果を検証

竹の中にどれほどお米が詰まっているかを、それぞれ検証するのですが、隣り合っていても沢山詰まっているものあったり、

ほとんど入っていないものもあったり

とても興味深い結果でした。

粥のつけ神事結果

ほとんど読めないものばかりですが、基本のお米は中生から晩生が上上との結果

ハツシモが稲作のメイン品種になりますので、今年は作柄はとても良いとのことです。

まとめ

生まれ育った、下大榑地域の氏神である加毛神社

 小生の挙式もこの神社で挙げさせてもらいました。

子供の頃は、みんなの遊び場でした。

今は、お祭りの時にお詣りする程度になってしまいました。

脈々とこのような伝統行事は続いております。

取材人

菱田 アイコン

2019年に大動脈解離になり
一ヶ月生存率5%以下といわれた状態
から辛うじて生還。
 愛する地元を少しでも元気に!
自営業であることを最大限に生かして
フットワーク軽くどこでも行きます。
AIもどんどん活用していきます。
 
趣味 自転車でポタリング
   ゴルフ(下手です。)
   料理
   ドローン(これから)